芸術文化

【文化】 ことはのね ~夏のロビー朗読コンサート~ 熊本城ホールメインホールホワイエ(2022.8.28)

梅ちゃん
梅ちゃん
こんにちは!くま音文の梅ちゃんです!今回は、8月28日に熊本城ホールメインホールホワイエで行われた「夏のロビー朗読コンサート」にうかがいました! 素敵なコンサートでした(^^♪
龍田川
龍田川
「ことはのね」は政木ゆか(まさき ゆか)さんの朗読、吉永洋子(よしなが ようこ)さんのフルート、小路永和奈(しょうじなが かずな)さんの箏によって、文学の世界を織りなし、奏でてくれます。
梅ちゃん
梅ちゃん
今回はホール内ではなく、いつもはロビーとして利用されている場所を会場に、宮沢賢治の「双子の星」を二部に分けて披露されました!
龍田川
龍田川
プログラムは、双子の星①、双子の星②を2部構成で披露。また、フルートと箏で「星めぐりの歌」や皆さんに馴染みのある曲を朗読の合間や最後に演奏されました。
梅ちゃん
梅ちゃん
第1部の双子の星➀では、さそりとおおがらすのけんかに双子のチュンセ童子とポウセ童子が巻き込まれ、第2部では、ほうき星にだまされてしまいます。
龍田川
龍田川
大人である私が聞いていても、はらはらドキドキするストーリー展開でした。政木ゆかさんの朗読が素晴らしく、話の中にどんどんと引き込まれていきました。特に、双子の童子の純真な声が、今でも心に残っています。
梅ちゃん
梅ちゃん
会場のお客様も熱心に聞き入っていらっしゃいました。私も、政木さんの朗読、本当に素敵だなと思いました。
龍田川
龍田川
フルートと箏も随所に効果的に奏でられていました。このような効果音的な使い方もあるのかと、はっとする場面も何度もありました。
梅ちゃん
梅ちゃん
窓の外には子どもたちが遊んでいる様子が見える開放的な会場で、朗読・フルート・箏の音が響き渡って、物語の世界が広がっていくようでした。
コンサート後のインタビューでは、いろいろなお話がうかがえました!

~コンサート後のインタビュー~

Q:フルート・箏・朗読というめずらしい組み合わせだと思いますが、どのようにして「ことはのね」が結成されたのですか?

A:(政木さん)2015年に行った「大人のための絵本朗読会」で吉永さんとご一緒して仲良くなりました。3回目から小路永さんも加わって3人になりました。和洋の楽器と朗読のコラボで結構珍しい編成だと思います。

Q:本日は宮沢賢治の「双子の星」を披露していただきましたが、この作品を選んだ理由はありますか?

A:(政木さん)熊本城ホールさんから、朗読コンサートを、と依頼されました。外が見える会場ということで、星空の下でコンサートをするのもいいなと思ったんです!実際はお昼の時間のコンサートになったのですが、きっかけはこの開けた会場でした。
そうだ!今日はネックレスがお揃いなんですよ!小路永さんが北斗七星、吉永さんがすばる、私は今日忘れちゃったんですけどオリオン!(笑)

Q:2017年から本格的に活動を始められて今年で5年目になりますが、これからどのように活動されていきますか?

A:聴きに来てくださる方に、そのひとときを楽しんでもらって、元気に、笑顔にできるようなやさしい空間をこれからもつくりつづけたいです。

梅ちゃん
梅ちゃん
インタビューでは3人の仲の良さが伝わってきて、このお三方だからこそあの温かい世界観が作り出せるのだと思いました!5年目の「ことはのね」に注目です!
龍田川
龍田川
今回は、お昼の朗読だったのですが、是非、このお話を夜のステージでも聞いてみたいと思いました。今後も、素敵な朗読コンサートをよろしくお願いいたします!

※撮影は許可のある中で行っています。