<前半>
<セットリスト>
空、キミ・ススム・カゼ、 灰色 、ただの妄想 、猫になって愛されたい、でーじょぶ、ズボライフ、いちだの雲
空:ヴォーカルもヴァイオリンも爽やかで、歌詞の一節一節を大切に歌われていました。明るい曲調ですが、少し気持ちが沈んでいる人にも寄り添ってくれるような曲でした。
灰色:恋愛ソングだそうです。しっとりと少し曇った雰囲気でしみじみと聴けました。ヴァイオリンのヴォーカルとの対話のようなメロディーが相まって哀愁漂う切ないラブソングでした。
ただの妄想:落ち着いたバラードでもメッセージ性が強く、前向きになろうとしてもなれないもどかしさにとても共感しました。それでも大丈夫という寄り添いと安心感が伝わりました。
猫になって愛されたい:おしゃれでカッコよくキャッチーでした。とても雰囲気が良く曲にのめり込めました。ヴァイオリンもアグレッシブでクールでした。
ズボライフ:リラックスタイムに聴きたくなるような、おしゃれなカフェで流れているBGMのようでした。面白おかしいズボラな歌詞と曲調のギャップがとても良かったです。
いちだの雲:一見穏やかで流れるような曲調でも、一歩一歩踏み込んでいくような雰囲気で、優しさと心強さを感じました。

<ヴァイオリンソロ>
柴田さんがヴァイオリンソロで演奏されました。一人でも迫力満点で、静と動がはっきりして
いて空気感もしっかり作られビシビシと音圧を感じました。
<後半>
後半は髙山真徳さんと柴田さんのステージでした。
<セットリスト>
あかねさす、MICHITEYUKUAI、敗北論、絶望の砂に咲く花、人生がおわるとき思い出してしまう、明けない夜、それも人生
あかねさす:颯爽としていてとてもおしゃれでかっこいい曲調でした。曲の世界観が非常に良くできており、サビの爽快感も良かったです。歌詞の中に熊本の地名も入っており、面白い韻の踏み方をしているのも独特でした。
MICHITEYUKUAI:シックで大人っぽい曲調と声で心が落ち着きました。ささやく歌声がグッときました。
敗北論:伸びやかなバラードと感銘を受ける歌詞でたっぷりと充実感を味わえました。髙山さんのピアノ伴奏もつつしみ深く良かったです。
絶望の砂に咲く花:とても力強くパワーをもらえるような芯の強さを感じました。ヴァイオリンも非常に感情が込められていて聴き入りました。絶望を経験されたからこそここまで人に力を与えられるような曲に仕上がったのだろうなと思いました。
明けない夜:穏やかでも心からの叫びが聞こえるようで感慨深かったです。曲の深みがとてもよく伝わりました。
それも人生:「それも人生」の掛け声と共に、晴れやかに駆け抜けるような素敵な曲でした。曲の細やかなところまで表現が行き届いていました。ライブ感たっぷりでお客さんも楽しく声を上げ笑顔で締めくくられました。
アンコールは「木曜日にあいましょう」を演奏されました。
写真撮影は承諾済です。

