龍田川
哀愁のBrahmsの後編になります。
梅ちゃん
コンサート後半の クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114 に対する中川さんの解説は次のとおりでした。
⑤ ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
<中川幸尚さんのお話>
この曲はブラームスの最晩年の曲です。
ブラームスの作品において作品番号が付くものは122番まであるのですが、引退宣言後に書かれた114-122番の曲の内の4曲がクラリネットのために書かれました。
ブラームスはこの曲を書く前に、弦楽五重奏曲という大作を書き上げ、作曲家としての引退宣言をしていました。しかしそれから1年も経たないうちにこの曲を書きました。それは、当時ブラームスがクラリネットの名手と会い非常に感化されたことが関係しています。
<南部歌歩子さんのお話>
私は、ブラームスを勉強したいという理由で、2015年から2年間ブラームスの生まれた地であるドイツのハンブルクに留学しました。帰国する際も、ドイツでこの曲を現地の人と演奏しましたので、深みの増した演奏ができればいいなと思います。
梅ちゃん
これはピアノとチェロとクラリネットの3人での演奏でした。
今回のコンサートタイトルにもなっている「哀愁」がまさにぴったりな曲でした。
中川幸尚さんには、Youtube「くま音文の音楽家名鑑」でブラームスについて教えていただいているので、そちらもぜひご覧ください!
→ YouTubeへのリンク!
今回のコンサートタイトルにもなっている「哀愁」がまさにぴったりな曲でした。
中川幸尚さんには、Youtube「くま音文の音楽家名鑑」でブラームスについて教えていただいているので、そちらもぜひご覧ください!
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リナ・大学生
素晴らしい演奏ありがとうございました!
<場所>
会場:レンタルスペース&サロン DOLCE
住所:熊本市中央区本荘6丁目12-31
※ 撮影は許可を得て行っています。