文化

【文化】「世界フェアトレードデー2022 in 熊本 (May 14~15, 2022)」について明石祥子さんにインタビュー( about World Fair Trade Day in Kumamoto )

リナ・大学生
リナ・大学生
今年は、熊本がフェアトレードシティに認定されて10周年なんです!
5月14・15日には、びぷれす広場と熊本市国際交流会館で、「世界フェアトレードデー2022 in 熊本」も開催されました!
龍田川
龍田川
熊本市はアジアで初、世界では1000番目にフェアトレードシティに認定されたんだよね。
リナ・大学生
リナ・大学生
今回は、熊本市をフェアトレードシティにするために尽力され、現在はフェアトレード専門店ラブランドの店主や、フェアトレードシティくまもと推進委員会の代表を務めていらっしゃる明石祥子さんに、色々とお話を聞いてきました!

1 フェアトレードデーを開催しての感想

<明石祥子さんのお話>

テーマは、「reborn」熊本、人吉、トンガ、世界の被災地へ、にして開催しました。熊本地震の復興支援も5月で終わるということや、世界中でフェアトレードのPRをする世界フェアトレードディというのが5月の第2土曜日ということもあり、その2つの目的がありました。テーマをそういう風に掲げたらいろんな人が集まってくださって、いろんな方たちとつながり、今回、熊本YMCA、JICAデスク熊本、熊本さをり会、子育てネットワーク「縁側moyai」、ツナミクラフトなどや若者のグループなど自然に集まったなと思います。いろんなご縁があって開催できたイベントですね。ゲストとして、辻信一さん、中村隆市さん、末吉里花さん、秋山峰男さんにもきてもらって、いろんな世代の人たちとみんなで作り上げることができた2日間でした。また、後援は熊本市、熊本市国際交流振興事業団、助成は公益信託くまもと21ファンドでした。

2 フェアトレードデーの企画・運営

<明石祥子さんのお話>

フェアトレード活動は、若者たちと共に行ってきました。今回は、特に「若者たちの祭典」と「フェアトレードファッションショー」の企画運営は、立候補してくれた大学生が中心となり計画しました。実行委員長、副実行委員長も大学生でした。

いろんな分野の方々と老若男女で繰り広げるフェアトレードシティ熊本市らしいイベントになったと思います。


3 これからやっていきたいこと

<明石祥子さんのお話>

今後、「フェアトレード∞SDGs」をテーマとして、勉強会をやっていく予定です。まずは、フェアトレードを理解していただこうと思い、親子の体験教室として、手染め教室を7月30日に行う予定です。手染めをやってみると、なかなか好きな色に染まらなくて、手染めというものがすごく大変なことが体験できます。定着剤や化学薬品もなるべく使わないことになっていて、自然の色しか出ないので、その技術とか、伝統文化にも繋がると思って続けています。

珈琲の焙煎なども、そういうことを自分たちで一回やってみると、愛着が湧いて安い値段では売りたくないと皆思うんです。

そういった勉強会を、継続してやっていこうと思っています。

リナ・大学生
リナ・大学生
貴重なお話ありがとうございました!
皆さんも、お買い物の時はフェアトレード商品を選ぶようにしてみてはいかがですか?
龍田川
龍田川
フェアトレードシティとして、熊本市でもっとフェアトレードの運動が広まっていくことを期待しています!
リナ・大学生
リナ・大学生
なお、次回は、フェアトレードディでの「若者たちによる祭典」の一部をご紹介します。
龍田川
龍田川
また、今後、フェアトレードそのものや、SDGsとの関係などについてのインタビューについても掲載していく予定です!