□
<江津山の感想:前半>
オープニングは「ミスティ」を演奏され、大人っぽくムーディな曲ではあるものの、リズムや音の扱い方が繊細で、とてもあたたかい雰囲気に会場が包まれました。
そして、「もしもピアノが弾けたなら」。ピアノの名曲エリーゼのためにも含まれながら、素敵なアレンジで抒情的な部分もあり音楽にたっぷりと浸れました。
また、Creepy Nutsの今年とても流行った「Bling-Bang-Bang-Born」や、邦楽の有名曲も演奏されました。「Bling-Bang-Bang-Born」はラップ部分が工夫され、非常におしゃれに作られておりピアノならではのアレンジが良かったです。聴いていてとても面白く、新しいジャズの曲にも聴こえました。
ゲストのサクソフォンの平野花梨さんと共に「いつか王子様が」や有名な映画音楽を演奏されました。大人っぽくもあどけなさのある微笑ましいアレンジと演奏や、サックスの美しいソロを活かしたり、またピアノもロマンティックでお二人の作る世界観が心をとても落ち着かせました。
□
<江津山の感想:後半>
後半は「旅愁」や馴染みある名曲をピアノソロで演奏されました。まーくんの地元人吉市が住みよさランキング1位に選ばれたそうで、その喜びと、熊本をもっとPRしたいというを思い込められて演奏されたりなど、心あたたかになるプログラムでした。
アンコールは人気アーティストの有名曲をお客様の手拍子と共に楽しく終演しました。
ピアノアレンジが非常に巧みで、様々な曲を素敵に色付け鮮やかな空間に満たされるひとときでした。また、繊細な音色で演奏を聴いた一人一人が様々な情景を思い浮かばせる演奏だったのではないかと思います。平野さんとの共演は、お二人ともとても生き生きとしておられ、表現の幅も広がり思いが込められ感情豊かに表現されている印象でした。お客様と一体となったあたたかいコンサートだったと思います。お二人の益々のご活躍が非常に楽しみです。
□□
□
□
※ 写真掲載の承諾は得ています。
□