音楽

【音楽・詳細】けんぶんセレクトステージに行ってきました!(2024.11.20) ~ Kenbun Select Stage in November ~

江津山
江津山
熊本市健軍文化ホールで開催されたけんぶんセレクトステージに行ってきました。今年最後のステージはシンガーソングライターの嘉悦なつ美さんです。共演はコーラスのChisaさん、ヴァイオリンの柴田恵奈さんです。

 1曲目は集中した空間の中じっくりと情熱がこもった「無駄な作業」を歌われました。歌詞にも深いテーマがあり、メッセージ性の強い曲だと思いました。続いてズボラな生活を歌にした「ズボライフ」、キャンプを題材にした「OutdoorCooking」を歌われました。「ズボライフ」は歌詞も面白おかしく作ってあり、映像も含めユーモアに溢れていました。「outdoor cooking」はキャンプをしている映像と共にとても穏やかで可愛らしい雰囲気で歌われました。どちらの曲もとてもおしゃれでした。「Mama」はお母さんに向けての歌で、ゆったりとしたバラードで少し切なくも心があたたかくなる愛ある歌詞と厚みのある歌声でした。

ヴァイオリンの柴田恵奈さんによるソロ「やまねこのテーマ」「くまとやまねこのワルツ」を演奏されました。儚くもとても美しく心に染み渡るようでした。後半からはコーラスのChisaさん、ヴァイオリンの柴田恵奈さんも加わりました。

AIの「アルデバラン」を歌われました。心が震えるようなヴァイオリンの前奏から始まり、ダブルボーカルで力強く歌われました。アコースティックとは思えない音の厚みに感激しました。

続いて「キミ・ススム・カゼ」は明るく爽やかで、曲の開始すぐにお客さんの手拍子が始まりました。ヴァイオリンとボーカルのハモリがより気分を上げていき、どこまでもみんなに寄り添ってくれる歌だと思いました。

「猫になって愛されたい」「ただの妄想」、「とっても上通り」を歌われました。「ただの妄想」は語りかけ、心に訴えてくるような熱い曲でした。「とっても上通り」は熊本市内の上通りのことを歌った曲で、キャッチーで熊本愛と特別感を感じました。

最後は「でーじょぶ」を歌われました。最初はやるせない思い悩むような場面から、悩みを吹き飛ばすような曲調に変わりました。みんなを笑顔にするような歌声で、とても元気がもらえていつまでも味方でいてくれるような安心感があり素敵な曲でした。

アンコールは「空」を歌われました。

【江津山の感想】
明るい人柄がそのままステージに現れたようでした。そこにヴァイオリンとコーラスの美しさと厚みが加わり、より嘉悦さんの世界観が立体感を増して魅力的になっていったのではないでしょうか。様々な心情の曲が聴けて、いろんな雰囲気や場面に浸れた1時間だったと思います。

※ 写真掲載は承諾をいただいております。