☆ インタビュー開始
<小池さんのお話>
20代の頃、毎週土曜日にスローハンドで箱バンとして演奏しており、自分も40代くらいでお店を出したいと考えていました。この頃から店名はドミナントにしようと決めていました。由来は「ドミナントコード」。コード進行の頭に戻る前のコードで、「帰る前に寄ってもらえたら」という意味で名付けました。ドミナントコードは楽器としても遊べるので、大好きなコードでもあります。
私が44歳のとき、2017年7月4日の独立記念日にドミナントをオープンしました。
☆ ドミナントの特徴
<小池さんのお話>
ライブや気軽に楽器演奏ができるお店としてはもちろんですが、やりたかったことは「バンドとカラオケの融合」。カラオケに合わせてベースを弾いたりドラムを叩いたり。音楽活動をしている人もしていない人も、一緒に音楽を楽しめる空間にしました。
☆ 新ドミナントでやりたいこと
<小池さんのお話>
お店が広くなって大人数のライブができるようになり、今まで出演できなかったアーティストの方々も幅広く呼べるようになりました。
今後は、落語やダンス、DJなど音楽以外の総合的な文化鑑賞ができるお店にしたいと考えています。中・高生の発表の場として使っていただくのもいいなと思っています。
また、週末にバンドカラオケを本格化したいですね。曲のリストを作って、生演奏でも楽しめるお店にしたいです。
☆ 音響について
<小池さんのお話>
ハードにしっかりこだわりました。旧店舗からはギターアンプとキーボードくらいで全て新調しました。デジタルとアナログの融合や、あらゆるエンタメに対応できるようにしています。
☆ フーズについて
<小池さんのお話>
オムライス、ナポリタンとペペロンチーノが人気ですよ。各種おつまみもあります。
☆ ツアーミュージシャン
<小池さんのお話>
シンガーソングライターのタマキングさんからご連絡をいただき、ライブをしたのが始まりですね。そこから口コミで広がり、全国からたくさんのツアーミュージシャンの方に来ていただいています。
☆ 対バンもうれしい
<小池さんのお話>
熱くて心意気のある方々ですよね。コロナ禍で大変な時期、配信ライブをしてくれました。自分達も大変だっただろうに、とても嬉しかったです。
☆ 全ての音楽好きに愛されるお店ドミナント!
<なつ美の所感>
最後に、小池さんは自分自身が一生音楽をやっていきたいと語ってくれました。「一生プレイヤーでいたい、音楽を楽しんでいきたい、それが一番ですね」と。
小池さんはお客さまのカラオケに即興でベースを弾いてくれます。演奏しているときの楽しそうな笑顔が、その思いを物語っています。
連日、音楽を楽しみに、小池さんに会いに、多くのお客様がドミナントに集います。
まさにドミナントコードのように、たくさん遊べて、戻ってきたくなる場所。
全ての音楽好きに愛されるお店だと感じました。
店舗情報
ドミナント
熊本市中央区下通1丁目5-1蘇州ビル5F
営業時間 20時〜2時
定休日 月曜
30人で貸切可能
小池正寿
1972.9.30 菊池市出身
高校1年よりベースを始めバンド活動開始、サラリーマン時代を経験するも再び音楽活動を中心として「プランクトンズ」でオリジナル曲のCDを2枚リリース。
2001年より「チャーリー永谷&キャノンボール」に加入し15年間ベーシストとして活動。
2017年に「Music Bar ドミナント」オープン、今年の7月にライブを拡充させる為移転オープン。