音楽

【音楽・詳細】 伊太利屋台ライブVol.3 !(2024.5.25)~Italiyatai Live vol.3 report ~

リリ<大学生>
リリ<大学生>
大学2年生のリリです! 2024年5月25日(土)に行われた、伊太利屋台LIVE vol.3に行ってきました!フルート大村友樹さん、ヴァイオリン船津真美子さんでした!
龍田川
龍田川
伊太利屋台でのライブは、すべてクラシックで構成されており、聴きなじみがある曲もあれば、初めて聴く曲もありと、とても楽しかったですね!
リリ<大学生>
リリ<大学生>
イタリアレストランの地下スペースであり、お料理も大変おいしく、大きな窓から見える景色も綺麗で五感で楽しめるライブでした!
ここで僭越ながら、大学生の私の感想を書かせていただきます。

1.喜歌劇「こうもり」序曲(ヨハン・シュトラウス2世)

 この喜歌劇は主人公が復讐をするというストーリーがあるそうです。はじめは「復讐」と聞いて、重く悲しげなメロディーを想像しましたが、簡単そうに気軽に復讐をしているような弾んだ曲調で新鮮でした!まるで、ダンスを踊りながら復讐をしているような情景が浮かびました。

 

2.歌劇「魔笛」より3曲(モーツァルト)

 オペラとオペレッタの違いをはじめて知りました。オペレッタはオペラを短くし、歌とセリフがあるミュージカルのはしりのようなもので、1,2幕のみの比較的見やすい劇になるそうです。この「魔笛」はモーツァルトが亡くなる1年前の作品で物語は姫を救出しようというところから始まります。物語には「魔法の笛」「銀の鈴」の二つのアイテムがでてくるそうで、現代のローリングプレイゲームを彷彿させます。
2人の掛け合いが非常に美しく、とても素敵な演奏でした。3曲とも雰囲気が違い、それぞれに異なる印象を受けました。

 

3.キラキラ星変奏曲(モーツァルト)

 ピアノ曲をフルート曲に編曲しなおしたものになるそうです。キラキラ星は、もともとフランスで流行した「Ah! Vous dirais-je, Maman”(ああ、お母さん(ママ)、あなたに申しましょう」という娘が恋人のことを母に打ち明ける流行歌で、キラキラ星という題名は日本語の題名のようです。
ピアノでは私も弾いたことがありますが、楽器が変わることでこんなにも雰囲気が変わってくるのかと衝撃を受けました。メロディーは聞きなじみがあるのに、何度も曲調が変わるため、全く異なる曲を聴いているような気持ちになりました。



4.6つのカノン風ソナタより(テレマン)

 テレマンは非常に多くの曲をのこした音楽家です。このカノンは2人で同じ楽譜を使って演奏をするのですが、同じ楽譜とは思えないほど奥深い曲でした。小節をずらして演奏しているのに合間合間にメロディーがぴったり合う箇所があり、うっとりしました。

 

5.歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲(マスカーニ)

 物語はドロドロとした三角関係が題材となっていますが、この間奏曲は復活祭前の教会の厳かな雰囲気を味わうことのできる、心現れる曲でした!カヴァレリア・ルスティカーナは和訳すると田舎の騎士という意味だそうで、この歌劇に持つイメージががらっと変わった気がします。

 

6.協奏的二重奏曲(モーリック)

 モーリックは後期ロマン派の元はヴァイオリニストだったといいます。様々なものがテーマになるとても華やかな曲で、パーティをイメージして作られたのではないかと言われています。
船津さんが奏でる音が琴やハープのように聴こえてくる場面があり、演奏技術に驚きました。フルートが主役になったり、ヴァイオリンが主役になったりとコロコロその場面の主人公が変わるので当時の社交界を表しているようでした。貴婦人がダンスホールできらびやかなドレスを身にまとい舞っているような情景も、町の広場で少年や少女たちが楽しそうに踊っている情景も浮かび、様々な解釈が楽しめる曲だと思いました!


7.アンコール

 アンコールはモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスと魔笛の中の一曲でした。先ほどまでの激しい曲とは打って変わった穏やかで優しい曲調でした。
魔笛は今までのシリーズの中で一番冒険感がある曲でした!今にも勇者がアイテムを持って飛び出していく雰囲気があり、わくわくしました♪


【感想】大村さんが奏でる綺麗で透明感ある高音と、船津さんが奏でる重厚感ある低音が調和して美しいハーモニーにうっとりしました。
オペラやオペレッタの違い、それぞれの作曲家の生い立ちなど、さまざまな事柄を知ることができ、非常に勉強になりました!また、オペラにまつわる曲が多く、ぜひオペラにも行って世界観を堪能したいと思いました♪

※写真の掲載は承諾を得ています。