ピアノに牛島のりこさんを迎え、アンコール含め全18曲を披露しました。なお、セットリストは、記事の最後に掲載しています。
■自己最多記録のワンマンライブ
いつもの優しい笑顔で登場したふたばたけしさん。
「ありがとう、ゆったりと聞いてください」と、アカペラから始まった「アヤミハビル」。疾走感のある「綺麗」と続き、ふたばさんの真っ直ぐ届く歌声がドミナントに響き渡ります。
ことし6月のライブステージ上で今回の日程を決め、自己最多の来場者だそう。
「シャングリラ」は心に寄り添う応援歌でした。
■ピアノとギターの一体感
ピアノサポートの牛島のりこさんが加わり、パジャマパーティーを演奏。自然と手拍子が沸き起こる楽しい楽曲でした。
「朝が来たって」「彼岸花」と、情熱的なメロディーの楽曲が続きます。
「恋」のサビ「好きになってしまった」の歌詞と歌唱力は鳥肌もの。
長年サポートをされている牛島のりこさんとの演奏の一体感が素晴らしかったです。
■️ほのぼの、クール、感動。幅広いふたばたけしの楽曲
再びソロで「あすやろの歌唄い」。ゆったりいきましょうというメッセージのほっこりする楽曲でした。
疾走感のある「ナミダくん旅立ち」、かっこいいストロークの「覚醒」と勢いを増していく後半ステージ。迫力のある歌声に圧倒されました。
ふたばさんのおじいさんのエピソードを歌った「僕のじいちゃん」は、「会いたいよ」と熱唱するところで涙腺崩壊。他にも涙を流すお客様がいらっしゃいました。
■能登に捧げる音楽
散骨がひとつのテーマである「水になって」。
ふたばさんは「能登に移住した友達夫妻がいるのですが、年始の能登半島自身で旦那様が他界されました。
この曲をきいて、奥様が旦那様からの手紙のような歌だと感じ、散骨を決めたと話してくれました。」と語り、「水になって」を演奏。ふたばさんの歌声が、水のように会場に染み渡りました。
「これで今年は歌い納めです」と、ふたばさんは「くちなしの花」を歌い上げました。
■18曲の圧巻弾き語り
アンコールが沸き起こり、「嬉しいです。聞いてくださる方がいる、音楽やっていく理由の一つです」と、アンコールに応えるふたばさん。
できたてほやほやの曲「手を合わせる」を演奏しました。
最後は牛島のりこさんも登場し、「異物の花」を熱唱。
「ライブっていいな、楽しかった〜」と笑顔で話し、18曲連続の弾き語りライブは幕を閉じました。
■【ふたばたけしさんにライブ後の感想をいただきました!】
2024年の集大成となる今回のライブ。今年はリリースは少なかったのですが、大切に歌っていきたい曲が新たに生まれてくれた年でもありました。そんな新しい曲達も今回のライブで披露することができて、来年のアルバムリリース(するつもり)にむけていい弾みになりました。
今年も能登に再訪する事ができ、その時の様子を少し喋ることができたのも自分の中では大きな意味がありました。
地元のミュージシャンの活動に興味をもち、実際に足を運んでくれる人がいる事。歳を重ねる度にその有り難さを感じるようになりました。
これからも歌と曲でその期待に応えていけますように、亀の歩みかもしれないですけど一歩ずつ一歩ずつ、前に進んでいきます。
今回のライブも皆なのおかげで最高に楽しかったです。
本当にありがとうございました。
【感想】
昨年よりさらにパワーアップしていたふたばたけしさんのワンマンライブ。
「無理に〜しなくていい」というような、優しく寄り添うふたばさんの楽曲。
全身全霊歌う姿にパワーをもらいました。
まっすぐ伸びる歌声に歌詞がすーっと入ってくる。
ふたばさんの人の良さ、歌唱力、曲の幅広さに感動しました。
牛島のりこさんとの一体感も素晴らしかったです。
~セットリスト~
1.アヤミハビル
2.綺麗
3.水槽
4.シャングリラ
□牛島のりこさんIN
5.パジャマパーティー
6.朝が来たって
7.彼岸花
8.君のとなり
9.恋
□牛島のりこさんOUT
10.あすやろの歌唄い
11.ナミダくん旅立ち
12.覚醒
13.眠れない夜
14.僕のじいちゃん
15.水になって
16.くちなしの花
-アンコール-
17手を合わせる
□牛島のりこさんIN
18異物の花
※写真は御提供いただいたものを基本に使用させていただいております。