音楽

【新春インタビュー】 シャンソン歌手、役者、演出家の 高杉稔さん にインタビュー ~ interview with Minoru Takasugi ~

龍田川
龍田川
今回は、シャンソン歌手、役者、 演出家の高杉さんへの新春インタビューになります!
リリ<大学生>
リリ<大学生>
2025年はどのような年にされたいですか。また、予定されているイベント等があれば教えてください。

1  2025年へ向けて

<高杉さんのお話>

25年の音楽活動は、僕の主宰する熊本と福岡の勉強会に関しては昨年と同じく、毎月の例会コンサートや秋の発表会をやります。(福岡は小さい発表会を年に2回)僕の仕事の要です。僕個人の自主ライブは毎月の様にやっていたのですが昨年後半から半分に減らしたいと思っています。訳詩やコンサートや朗読の台本作りに力を入れたいからです。
朗読の活動も熊本と福岡に2つグループを主宰してますが、25年は今まで稽古してきたそれぞれの作品を上演する年にする予定です。僕の考える朗読は、歌もあり演奏もありという音楽と関わりながらのもので結構準備が大変です。また、別企画で毎年のようにテーマを変えてやっている朗読と音楽シリーズは、昨年から引き続き「沖縄の祈り」を発表し続けます。沖縄の抱える問題を絵本などの朗読と音楽で感じ、考えてもらおうという活動です。各テーマで10回の上演を目指しています。

直近で決まっているコンサートは
1月29日の福岡市コットンクラブでの「詩とシャンソン」コンサート
2月3日の森都心プラザホールでのコンサート出演。(熊本県更生保護女性連盟主催)
2月23日、菊池市泗水公民館での「沖縄の祈り」人間はなぜ戦争を止められないのか
3月29日、福岡県前原市でのシャンソンコンサート出演

リリ<大学生>
リリ<大学生>
次のお尋ねですが、2024年はどのような年でしたか。また、思い出深いイベント等があれば教えてください。

2 2024年を振り返って

<高杉さんのお話>

24年は朗読と音楽と映像をコラボしたDVDを制作、監督、出演して長年の夢を果たしました。
詩人で九州ラーメン党のボランティアの神様と言われる濱田龍郎さんの写真詩集「浦上の丘に登れば」をDVDに復刻したもので、長崎市の浦上天守堂の上空で炸裂した原爆によって、教会は瓦礫と化し、その瓦礫と化した写真のひとつひとつに詩を捧げた写真集のことです。さらにこのDVDを国際交流会館ホールで舞台化することが出来ました。沢山の人に協力していただき発表出来た事は、戦争の悲惨さを伝えられたという意味で、僕の人生の中ではとても意義のある事でした。

3 最後に一言

<高杉さんのお話>

24年は旅もできました。函館、沖縄、釜山、慶州、四国、長野、松本、小諸、東京も。出会いもありましたが今年はいろんな音楽のライブやコンサートを訪れて出会いをふやしてみようと思っています。

龍田川
龍田川
貴重なお話ありがとうございました。

※写真は御提供いただいたものをHPの規格に合わせて使用しています。