<第1部>
マツケンサンバⅡ/宮川彬良 作曲・編曲
とてもおしゃれでムーディさもあり、海や砂浜を連想させる爽やかさもあり、華やかなオープニングでした。
Jump Up,Super Star!/久保田直人 作曲 Super Mario Odysseyより
スーパーマリオの楽曲でした。最初はトランペットとサクソフォンで素朴に可愛く良く耳にするメロディーを演奏された後、一気に豪華になりました。楽しくワクワクしながら聴けてジャジーでもあり自然と体が揺れ動きました。曲の中でテンポや雰囲気が色々変化し、玉手箱のようでした。
Romance Gray/倉本圭志 作曲・編曲
こちらの曲はトリセガⅤのオリジナル曲だそうです。渋めで低音の動きがグイグイと下で支え、その上に上機嫌なメロディーが乗っかっていました。聴いていると良い気分になっていき、こちら側もかっこよくなった気になりました。
Lonly Night/倉本圭志 作曲・編曲
こちらもオリジナル曲で、優しく柔らかく、トランペットのソロで甘くメロディーを歌のように綴られていました。少し切なくも全体的に心地よく淡い思いが伝わりました。
Wonderful Days/和泉宏隆 作曲
ピアノ、コントラバス、ドラムの3人のトリオで演奏されました。ピアノ主体で優しさ溢れ儚くもうるっとするようなメロディーが心に染み渡りました。一気に会場全体が柔和な雰囲気になりました。
Count on me/上原ひろみ 作曲
サックスソロもあり心が浮き立ち愉快になるジャズでした。軽快で爽やかで弾みながらも大人っぽく落ち着きもあり、音の流れが気持ちよかったです。ピアノとドラムのソロ回しもかっこよかったです。
I Need to Be in Love(青春の輝き)/Richard Carpenter 作曲
懐かしさと輝かしさで場をうっとりさせ、さりげなくも愛を深く感じるような素敵な演奏でした。しみじみと感動を噛み締められました。

<第2部>
Ballade/Claude Bolling 作曲
サクソフォンでバッハ無伴奏チェロ組曲のメヌエットを演奏された後、雰囲気よく曲に入って行きました。しんしんとした空気に線が細く儚いメロディーが哀愁漂っていました。その後ほころびを1つずつ埋めていくような慎ましく鮮やかな音楽にどんどん浸っていきました。音のゆらぎが体の芯まで浸透していくようでした。
Tanabata/倉本圭志 作曲・編曲
全パートがアグレッシブでガッツリと引き寄せて引っ張ってくれるような感覚で楽しかったです。どこかのテーマソングにもなれるような印象的で活力的な楽曲でした。
Blue Days/倉本圭志 作曲・編曲
少し昭和なレトロちっくな雰囲気で味のあるメロディーと、少し黄昏れるようなアンニュイさもあり心をくすぐる感じがとても良かったです。
Hard Worker/倉本圭志 作曲・編曲
スピード感たっぷりで、猛々しいメロディーと伸びやかな音が会場に広がりました。それぞれの長い尺のソロはとてもクールで見入りました。特にサクソフォンの特殊奏法は天晴れでした。その後また全員の演奏でバリバリにキマる音楽は聴いているこちら側も興奮しました。
September/Earth Wind &Fire 作曲
手拍子と共にノリよくオシャレで爽やかで、勇気と元気をもらえる演奏でした。よく耳にするメロディーを奏者全員がエンジョイされながら最後に盛り上がりました。
アンコールはJump Upを演奏されました。
写真は、ご提供いただいたものを使用

