龍田川
龍田川
今回は、シャンソン歌手、役者、演出家の 高杉稔さんへの新春インタビューになります!
2026年はどのような年にされたいですか。また、予定されているイベント等があれば教えてください。

1  2026年へ向けて

<高杉さんのお話>

僕はシャンソンと朗読の活動を主にやっていますが、この二つがひとつになる様な表現をいつも模索しています。1月には昨年夏に発表した朗読倶楽部"えくてもぁ‘’による「ピアフ、愛の時代」を再演します。20曲以上のシャンソンを歌いながらエディット・ピアフの愛の物語を朗読と映像で綴ります。2月は同じようなスタイルになりますがピアフと同時代を生きたイヴ・モンタンを取り上げて「モンタン、愛の時代」を博多の僕の主宰する朗読同人"子午線の会"のメンバーで公演します。どちらの作品も3年以上の年月をかけて作った苦労大作です。3月には久しぶりにジャズピアニストの豊田隆博さんと2人で、ピアノと朗読のコラボレーションをやります。作品は熊本のピアニストで小説家の松野智佳子さんの新作「BOOK END」です。作者の子供時代を語った私小説的なユーモアのある作品です。そして今年の大きな企画はジャズピアニストの豊田隆博さんとジャズとシャンソンのコラボレーションです。7月に僕の故郷の青森県の弘前市でコンサートをやります。熊本のブルースシンガーの狩場正弘さんや仙台からコンテンポラリーダンサーも参加す予定です。前後に札幌市と仙台市でもライブを計画しておりちょっとしたツァーにしたいと思っています。熊本の音楽が盛んなところをアピールしたいですね。秋には愛と抵抗のシャンソンと題して、戦争を潜り抜けてきた偉大な愛のシャンソンを網羅したコンサートを予定しています。戦争は終わる事を知らないどころか益々広がる危機感を感じます。愛と平和を音楽と朗読、演劇で語りかけていきたいと思います。

次のお尋ねですが、2025年はどのような年でしたか。また、思い出深いイベント等があれば教えてください。

2 2025年を振り返って

<高杉さんのお話>

作品の大きな収穫はピアニストの松本洋一さんとフラメンコギターリストの樫原秀彦さんとの3人で.朗読と音楽の「沖縄の祈り」を10公演を成し遂げた事です。沖縄問題は以前から興味がありましたがどう手をつけて行っていいか悩みました。二つの絵本とひとつのエッセイと出会い、私たちのやるべきことが見えた様に思いました。オリジナル曲や沖縄ゆかりの曲を添えて沖縄に想いを寄せてもらおうと思いました。通じるか心配でしたが回をかさねると少しづつ反応が広がり、主に保育関係者や福祉関係者に共鳴が広がりいくつか呼んでいただきました。12月には久留米でやり、2026年1月には熊本学園大学でもやります。沖縄を考えるきっかけになればと思います。まだまだ続くといいですね。8月には僕の主宰している朗読倶楽部"えくてもぁ"の朗読と音楽公演「ピアフ、愛の時代」を上演することが出来ました。20曲以上のシャンソンと物語の演劇的な朗読の集団プレーはなかなかやりがいがありました。好評につき2026年1月に再演します。個人的にはシャンソンのソロ活動はあまり出来ませんでしたが、秋にはシャルル・アズナブール  を特集して延岡市のシャンソングループのメンバーにも参加していただき音楽交流が出来たのは大きな収穫でした。個人的には久しぶりに東北を小旅行して、特に花巻市をゆっくり訪ねて高村光太郎や宮沢賢治の足跡に触れる事が出来たのは、きっと明日からの表現を豊かにしてくれるだろうと勝手に思っているところでした。

龍田川
龍田川
貴重なお話ありがとうございました。
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