音楽

【音楽】坂田飛鳥四重奏コンサート「祈り」に行ってきました!(2024.6.7) ~ Asuka Sakata Quartet Concert ~

なつ美
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2024年6月7日(金)に熊本県立劇場コンサートホールホワイエで、坂田飛鳥四重奏コンサート「祈り」が開催されました。
昨年の四重奏コンサートに引き続き島田克也(Piano)、黒木真子(Violin)、そして今回は岩切勇磨(Drums)をメンバーに迎え、全16曲を披露しました。なお、プログラムは、記事の最後に掲載しています。

■愛を伝えて、示して。坂田飛鳥の伝えたいこと

黒のシックな衣装で登場した島田克也(Piano)、黒木真子(Violin)、岩切勇磨(Drums)さん。島田さんのピアノがホワイエに響き、黒木さんのヴァイオリンと岩切さんのドラムが加わり、会場を包み込みます。
インストが終わり、軽快に登場した坂田飛鳥さん。「この手を」、「重ねて」、「シメシアイ」を演奏し、手拍子が湧き起こりました。
演奏後、「幸せな気持ちですね」と笑顔で観客に語りかける坂田さん。
「日々当たり前に感じてしまうけど、同じ日は2度と来ない。愛を伝えて、示して、そんな日が1日でも多くあるように」と話し、ラブソング「きっと」を歌い上げました。

■親睦の深いメンバー

一緒に演奏するようになって約5年という島田さん。「何かあったら歌えるようにしていましたが、クーラーで喉を痛めてしまいました」、「え、歌うつもりだったの?」と、坂田さんとの掛け合いに和む観客。
2018年に出会ったという黒木さんと、大分から駆けつけた岩切さんの紹介にも、会場はほっこり。

■優しさと楽しさの溢れる坂田飛鳥の音楽

ふるさとである大津町をイメージして制作したという白岳しろ・KAORUのラジオCMソング「僕たちの全世界」は、坂田さんのギター弾き語りから、2番で楽器隊が加わる感じが心地よかったです。

ラジオCMはこちら
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バラード「わかるよ」では、坂田さんの優しいファルセットが響き渡りました。
コンサート後半に入り、「君の全て」「逃避行」「Mirai」とフィンガースナップや手拍子が湧き起こる疾走感のあるポップな楽曲が続きます。
「Switch!」と「Tea Time」では、会場みんなで振り付けをして盛り上がりました。

■ピアノソロから全員でフィナーレ

アンコールは本編ではなかった坂田さんのソロピアノ。コンサートタイトル「祈り」という意味でもある楽曲Hopeの優しく切ない響きに、会場はぐっと引き込まれます。
「みなさんのおかげで歌えています。ありがとう」と、「晴夜-はれるや-」をメンバー全員で演奏し、コンサートは幕を閉じました。

【坂田飛鳥さんにライブ後の感想をいただきました!】

昨年の公演「想い」に続いて今回は「祈り」と題し、この公演のために再編曲・作曲した楽曲たちと共に坂田飛鳥四重奏コンサートを無事行うことができました。
今年も全パートのオーケストレーションを制作しましたが、いつも共に音楽を奏でてくれるメンバーは3人とも抜群にセンスが良くて僕の曲を大切に深く表現してくれたので、身を委ねつつ混ざり合いながら安心して公演を行うことができました。
普段幅広いジャンルの方面で活躍しているこのメンバーだからこそ表現できたこの公演。
沢山の想い、そして”祈り”のこもった幸せな時間でした。

主催・運営のシムプランニングさんをはじめ、素晴らしい四重奏メンバーである島田克也くん、黒木真子ちゃん、岩切勇磨くん、ご協力いただいた関係各所さま、そしてご来場者さま方に心より感謝申し上げます!
また来年もお会いできますように。
ありがとうございました!

【感想】

優しい坂田さんの歌に寄り添う島田さん、黒木さん、岩切さんの演奏がとても心地よかったです。
全編四重奏の中、アンコール1曲目の坂田飛鳥さんのピアノソロにぐっと引き込まれました。
これぞ坂田飛鳥!というハートフルでポップな四重奏コンサートでした。

~セットリスト~
1. Opening(piano solo)
2.Belive(Instrumental)
3.この手を
4.重ねて
5.シメシアイ
6.きっと
7.僕らの愛を
8.僕たちの全世界
9.わかるよ
10.君の全て
11.逃避行
12.Mirai
13.Switch!
14.Tea Time

◯Encore
15.Hope(Piano solo)
16.晴夜-はれるや-

※写真は、御提供いただいたものを使用しています。