①Aso〜阿蘇山&華
(Taranta y Tango) 7分50秒
2015年3月11日 18年間暮らした東京を離れ熊本に移住をした。この決断が人生の岐路になった。
今、僕は壮大な阿蘇山から流れる地下水を日々、頂きながら生きている。
身をもって自然界への畏怖や、華を愛でることの尊さや、美しさを感じられる人間に、少しだけなれた様な気がする。
そんな僕の心象風景をこの曲の音の中に、感じてもらえたら嬉しいです。
②Mi Alma~私の魂&自由に舞え優雅に生きろ
(Minera y Buleria)13分31秒
この世界は目に見えるものと見えないものでできていて、心が在るから物資が有るものとして、生きている僕は唯心論者です。
魂の成長こそが、生きる目的であるならば、その魂にどんな風に色をつけていこう。
どんな状況であろうと心が豊かな状態でいられたなら、人は自由に舞いながら生きていけるはず。
③Gracias Paco 〜親愛なるパコへ
(Fandango y Buleria) 10分53秒
フラメンコという音楽に出会えて本当に幸せだったと最近つくづく思っている。
2014年2月25日に他界したフラメンコギターの偉大なる父パコ・デ・ルシア。
訃報を聞いた数日後にトレモロのメロディーが生まれた。パコへの限りない敬意と感謝を込めて、この曲の録音に挑んだ。パコの足示にも及ばないが、疾走感溢れる自分なりのブレリアが表現できたと思う。
8分32秒
誰かの想いに応えながら生きていきたい。
願わくば僕の想いに応えてくれる誰かがいて欲しい。
人は1人では生きていけないから。
前作「流れ行く先に~3.11」から7年半の時を経て僕は「Answer~応え」に辿り着いた。
今まで生きてきた中で、僕と関わりを持って下さったすべての方々へ心からの感謝と愛を込めて。