音楽

【新春インタビュー】 アコーディオン奏者 市原朋奈さん にインタビュー ~ interview with Tomona Ichihara ~

龍田川
龍田川
今回は、アコーディオン奏者 市原さんの新春インタビューになります!
リリ<大学生>
リリ<大学生>
2025年はどのような年にされたいですか。また、予定されているイベント等があれば教えてください。

1 2025年へ向けて

<市原さんのお話>

現在私はフランスにて音楽の勉強をさせていただいております。フランスと言ってもパリのように大きな有名な都市ではなく、地方ののどかな村に滞在しています。ですがとても自然に溢れ、星も信じられないくらいたくさん見ることができる素敵な環境です。
帰国は今年7月の予定です。それまでの期間中は技術を学ぶことはもちろん、多くの挑戦をし、人として成長したいと思っております。
帰国後はより精力的に、そしてまた今までとは違った音楽活動を展開したいと考えています。
ふるさとである熊本での活動はもちろん、広い視野とともに多くの人と出会える年、そして面白い年にします。

まだ企画も立ててはおりませんが、必ず皆さまに音楽をお届けしますね!それまで私を忘れないでください!笑

龍田川
龍田川
帰国後の演奏、とても楽しみにしてます!
リリ<大学生>
リリ<大学生>
次のお尋ねですが、2024年はどのような年でしたか。また、思い出深いイベント等があれば教えてください。

2 2024年を振り返って

<市原さんのお話>

昨年は私にとって多くの気づきがある年でした。
海外に行くことを決断したのは2023年12月。学校を決めたのは1月ですので、実質動き出したのが昨年の1月でした。音楽活動をしつつ、様々な手続きに動き回る準備期間。既に言語の壁や煩雑な事務手続きの山にぶつかっておりましたが、たくさんの方に助けていただき、なんとか達成することができました。

それと同時に私は本当に多くの方々に応援していただいてると改めて実感しました。「応援しているよ」や「帰りを待っているよ」というとても温かい声もたくさんいただき、帰る場所があるという自信とともに、私は胸を張って日本を発ちました。
私は音楽に向かっている時、基本的に一人です。(一人で活動することが多いので)ですが音楽を通してこんなにも温かくて素敵な方々と出会うことができ、そしてそんな方々が応援してくれている、一人ではないと改めて気づくことができました。

そしてフランスでの生活は本当に全てが初めての経験です。音楽的な勉強内容もですが、文化や風土、言語や思考など全てが新鮮で刺激的です。
ヨーロッパ圏と日本の音楽文化や教育環境の違い、アコーディオンという楽器がフォークソング(民俗音楽)を通して人々の生活に根付き浸透していること、音楽が日常にとても近く、溢れているとこなど。あとみんな、事あるごとにすぐ踊りだします笑
ここで過ごしてほんの数ヶ月ですが、日々新しい発見の連続です。

全ての経験が私の糧となり、また新しい音楽へ繋がると確信しています。

挑戦をするという決断をしたことにより、自分がどれだけ素晴らしい場所にいて、多くの人に支えてもらっていたのかを気づけた、そしてまだまだ可能性があると気づけた、とても大切な一年でした。

そして私は変化を恐れず、挑戦者としてこれからも進んでいく所存です。

龍田川
龍田川
貴重なお話ありがとうございました。

※写真の掲載は承諾をいただいております。