音楽

【音楽・詳細】Marimba Flute Spring Duo Concert に行ってきました!(2025.4.26)

江津山
江津山
レンタルスペース&サロンDOLCEで開催されたMarimba Flute Spring Duo Concertに行ってきました。
龍田川
龍田川
出演はマリンバの山下司さん、フルートの寺本萌笑さん、ピアノの石岡彩椰さんです。
江津山
江津山
プログラム前半はマリンバとフルートのお二人で演奏されました。

<前半>

トリッチ・トラッチ・ポルカ/J. シュトラウス
フルートも伴奏のマリンバも忙しなくもとても明るく、お客様を出迎えてくれるような元気な演奏でした。

春の海/宮城道夫
お正月の新春を迎える尺八と箏の楽曲で有名な「春の海」を今回は尺八のパートをフルートで、箏のパートをマリンバで演奏されました。斬新でありながらもまた違った雅を感じました。細やかな動きや朗々としたパッセージなど静と動をたっぷり味わえました。途中マリンバのソロの現代曲「竹林」を盛り込まれ全体的に壮大な仕上がりでした。

「アルルの女」よりメヌエット/G. ビゼー
「塔の上のラプンツェル」より輝く未来/A. メンケン
歌劇「アルルの女」よりメヌエット、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」より輝く未来の綺麗なバラード2曲を演奏されました。柔らかいあたたかなマリンバの伴奏に、和やかに伸びやかなフルートの音色が会場を癒し空間に変えました。

「レ・ミゼラブル」より夢やぶれて/C.M. シェーンベルク
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より夢やぶれては、フルートのメロディが歌っているようにも聴こえて、美しくも儚くまた強い意志も感じました。

フルート・レストラン ーフルートとマリンバのための組曲ー/伊藤康英
フルートとマリンバのために作られたオリジナル曲「フルート・レストラン」の組曲4曲を演奏されました。
前菜序曲:いろんな音が散りばめられて、可愛らしくもコロコロ変わる様子が面白かったです。
スパゲッティ・マチェドーニア:目まぐるしく息継ぎを忘れるようなスピード感で、寺本さんがMCで「スパゲッティを永遠に啜り続けなければならないイメージ」とおっしゃっていたのがよくわかりました。
チョコレート・ダモーレ:優しく音が広がりメロディーもドラマティックで、甘くお二人の音色でとろけていく雰囲気でした。
ジェラート・コン・カフェ:明るくコミカルで、リズミックでもあり馴染みやすい曲調で聴いていて楽しかったです。

江津山
江津山
後半はピアノの石岡彩椰さんも加わり3人で演奏されました。

<後半>

ティコ・ティコ/A. アブレウ
2部のオープニングはラテンで有名なティコティコで、軽快でノリよく華やかに始まりました。

超絶技巧メドレー(チャルダッシュ、熊蜂の飛行)/V. モンティ、R. コルサコフ
チャルダッシュはフルートで演奏され、前半は美しくたっぷり歌い、後半はスピードアップし音の羅列が爽快でしいた。熊蜂の飛行は先にマリンバの激しい超絶技巧のあと、フルートも加わりブギに変わりぐるぐると音が動き流れていく様子が面白かったです。

春よ来い/松任谷由美
それぞれフレーズが楽器ごとに入れ替わり、それぞれの音の美しさが際立っていました。春の余韻たっぷりに曲が終わりました。

ライラック/大森元貴
Mrs. GREEN APPLEのヒット曲ライラックを演奏されました。明るく青春を思い出す一曲でした。

スラヴ舞曲第1番・第10番/A. ドヴォルザーク
第1番は華やかに始まり軽やかでありながらもいろんな音が重なりとても豪華でした。第10番は悲壮感漂いながらも艶やかで、マリンバの深い低音に包まれました。優しくゆったりとした曲調に変わったりなどもし、しっとりと曲に浸れました。

ハンガリー舞曲第1番・第5番
テンポや曲調がコロコロ変わり、様々な表情を見せながらお互いが会話しているようでした。
パート編成にも工夫が見られ、普段耳にするハンガリー舞曲とはまた違った素敵な演奏が聴けました。

アンコールは大野雄二作曲ルパン三世’80を演奏されました。

<感想>

<江津山の感想>
フレッシュな演奏で様々なジャンルの曲が聴けて、和気あいあいとしておりお客様も笑顔になるような楽しいコンサートだったと思います。

※写真は御提供いただいたものを当HPの規格に合わせて使用させていただいております。