ゴリゴリのパワー系でありながらもクールにきまっていた「led boots」や他「cissystrut」、「super stition」、「tell me a bedtime story」など様々な曲をセッションされました。いくつか感想を述べさせていただきたいと思います。
■「affirmation」
ギターの大人っぽいエモーショナルなソロから始まり、馴染みやすい曲調となっていきました。音色も丸みを帯びあたたかみがあり人が歌っているようでとても心地よかったです。
■「feel like makin’ love」
ロマンティックで柔らかな雰囲気に浸れて、コロコロと動く音の流れは最後に甘く溶けていくようでした。
■「ways」
yuukiさんのオリジナル曲でギターとキーボードのデュオで演奏されました。四季を音楽で表現されて作られたそうです。柔らかいバラードの伴奏にエレキギターの音が上手くマッチしていました。ノリというよりは、曲の流れや雰囲気、音の厚みや音色を大事にされている印象でした。聞き手の感じ方でどの季節か自由にイメージできるのではないかと思いました。
■「country」
こちらの曲はキーボード、ベース、ドラムのトリオで演奏されました。コード進行や音の運び方、拍子感がとてもおしゃれでした。爽やか且つ様々なところにひねりを加えてあり、ポップスにもジャズにも聴こえる馴染みやすい素敵な曲と演奏でした。
■「リフレクション」
こちらもyuukiさんのオリジナル曲で、リフレクションは”跳ね返す” “反射する”という意味だそうです。少しアメリカンな自由度の高いロックで、強くもあり誠実さも感じました。男性性があり非常に映えてかっこよかったです。
■「chameleon」
■アンコール
アンコールは「enc ナイトクラブ」を演奏されました。
【感想】
各々が何を考えているのか察知し、即興的に演奏するセッションですが、非常にレベルが高く息がぴったりで、一曲一曲お客様も楽しんでおりとても盛り上がりました。yuukiさんの自由度が高く洗練されたギターや、音を自由自在に操りいろんな空間に彩る島田さんのキーボード、超絶技巧も難なくするりとこなし全体を引っ張っていく黒木さんのドラム、様々なノリを駆使しカッコよく周りを支える田邉さんのベース。この全員が揃ってのセッションは聴いている人たちの心を躍らせる音楽の化学反応を起こしていました。それぞれ皆さんのソロ回しも素晴らしかったです。
※写真は、撮影承諾済です。