前半は島田さんのソロ演奏でした。
<前半>
前半は島田さんのソロ演奏でした。
プラネタリウムのようなほの暗い雰囲気で微かな光を元に、「きらきら星」からの「ムーライトセレナーデ」を美しくロマンティックに演奏されました。続いて「Caravan」はロックな低音を鳴らし、リズミックでいかつくも遊び心に溢れていました。
続いてはピアノにあまり触れたことがない方をお客様から1名ステージ上に呼ばれ、体験型連弾コーナーが行われました。お客様は指一本で1つの音を自由に好きに奏でてもらい、それに島田さんが伴奏をつけるという試みでした。打ち合わせをしたかのように、演奏に緩急もありあっという間に素敵な世界観に包まれました。
続いては島田さんオリジナル曲「月と湖」を演奏されました。心が惹きつけられるようなメロディーで、月の光に照らされた水面一つ一つに様々な想いが見受けられ儚く艶やかで素敵な楽曲でした。
<後半>
後半はドラムの黒木悠斗さん、ベース堀祐希さんも加わり、バンドステージに変わりました。
バチバチにエッジの効いたベースドラムセッションから始まりました。
後半のステージは全て島田さんが作曲された曲のプログラムだそうです。3人で伸びやかで晴れやかな「Flying Bird」を演奏されました。バンドのくだけたかっこよさと、曲の素直さがマッチしており聴いていてとても爽快な気分でした。続いておしゃれでポップな部分もあり、みんなのテーマソングになれるような「はじまりの道」、非常に大人っぽくも激しく、グルーブ感がかっこいい「Rafaga」を演奏されました。
次は島田さんが鍵盤ハーモニカに持ち替えて、「ハーモニカの曲(タイトル募集中だそうです。)」を演奏されました。ピンクパンサーのような抜き足差し足の雰囲気で、ハーモニカではあまり見られない技巧や連符も盛りだくさんでミステリアスでもありキャッチーでもあり楽しめました。
続いてはショルダーキーボードに持ち替えられ新曲で即興メインの曲「JUNK FOOD」を演奏されました。基盤となっている楽譜をスクリーンで映し、説明しながら演奏されました。ネオンが光るようなとてもシビれる曲で、それぞれのソロ回しも個性あふれテンポアップも炸裂し大盛り上がりで実力の暴力を見せてもらいました。
最後はこちらも新曲の「ハッピーターン」を演奏されました。目まぐるしい日常の中で一つ一つの幸せを噛み締めるような曲でした。このひと時だけでも嫌な事を忘れるようで、曲の明るさや高揚感にありがたみを感じました。
アンコールは「ラブ・ストーリーは突然に」を演奏されました。
<感想>
<江津山の感想>
前半後半で雰囲気も違い、ライブ感たっぷりで様々な楽しみ方ができるステージでした。会場も大変盛り上がりで奏者もお客様も一体となって楽しめ、どの曲も捨てがたく、また聴きに行きたいと思うライブだったのではないでしょうか。
※写真は御提供いただいたものを使用しています。