文化

【文化】政木ゆかさんの「ひとり朗読マラソン」の朗読会に行ってきました!(2023.2.12)

梅ちゃん
梅ちゃん
こんにちは!くま音文の梅ちゃんです!
2023年2月12日(日)に開催された政木ゆかさんの「ひとり朗読マラソン」の朗読会に行ってきました!
龍田川
龍田川
場所は、熊本市国際交流会館でした。
4部構成で、その1が13:00時開始、その4が19:30に終了と、私が今まで知っている朗読会の中では、最長のものでした。政木さん凄いです!

<その一> 鴨長明「方丈記」
箏:小路永和奈 書家:稲田春逕

<その二> 太宰治が描く女たちの告白
太宰治「葉桜と魔笛」・「きりぎりす」
アコーディオン弾き:市原朋奈

<その三> 映画音楽家 志娥慶香と創り上げるシュールで妖しい世界
作曲家・ピアニスト:志娥慶香

<その四> 朗読ユニット ことはのね 人気の舞台 賢治さん世界へ!
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」・「永訣の朝」ほか
箏:小路永和奈 フルート:吉永洋子

梅ちゃん
梅ちゃん
私たちは、その三から見に行きました。僭越ですが、まず、その三について、私の感じたことなどを少し述べさせていただきます♪
<その三 梅ちゃんの感想>
ステージには、中央にひとつのどっしりとした椅子が置いてあり、怪しげな雰囲気で始まった。志娥慶香さんのピアノは、その妖しさに拍車をかけ、緊張感のなか政木さんの声が響いた。「人間椅子」という話を今回の朗読会にむけて調べたとき、物語の気味悪さや後味の悪さが印象的だった。
実際に朗読を聞くと、政木さんの表情や声、演出から、様々な感情が込み上げてきた。憎悪や劣等感、恐怖など。理解できるはずのない気味の悪い「男」にさえも共感してしまうようだった。
ひとりで複数の人格を表現し、やりきる政木さんは圧巻だった。また、最後の志娥さんのピアノはエンドロールを思わせるようで、物語を回想しながら3部の幕が下りた。
龍田川
龍田川
政木さんの朗読は、梅ちゃんの感想にあるとおり、本当に圧巻でした。
梅ちゃん
梅ちゃん
その四についての感想は、次のとおりです♪
<その四 梅ちゃんの感想>
ことはのねの宮沢賢治作品を聞くのは2度目だった。今回は、ホールのキャパシティや演出のスケールが大きく、前回とは違った感動があった。
「銀河鉄道の夜」には年齢や性別が様々な登場人物が多く出てくるが、本当にそれぞれが別人のようで驚いた。政木さんの表現の幅の広さに感動した。
また、箏とフルートの音は物語の情景を思わせるもので幻想的だった。
3人で作り出す世界観は、登場人物だけでなく景色も鮮明に見えてきて奥行があると感じた。
龍田川
龍田川
2022年8月28日に熊本城ホールメインホールホワイエで行われた、ことはのねの「夏のロビー朗読コンサート」にうかがっております。
龍田川
龍田川
政木さんの今後の益々の活躍を期待しています!

※ 写真は、御提供いただきましたものを使用しております。