【音楽】チェリストゆっきーの室内楽マニア「トリオOz -オズ- ～ふたつの情熱～」に行ってきました！(2023.6.11)（前編）｜【くま音文ラボ】熊本の音楽・熊本の文化を楽しもう！　熊本の音楽・文化紹介（くま音文ラボ）

梅ちゃん

6月11日（日）に“レンタルスペース＆サロン DOLCE”で開催された、チェロの中川幸尚さん、ヴァイオリンの船津真美子さん、ピアノの荻利恵さんによるピアノ三重奏団“トリオOz”のコンサートに行ってきました！

龍田川

コンサート名は「チェリストゆっきーの室内楽マニアトリオOz ～ふたつの情熱～」です！トリオOzは2020年に結成され、これまでにも数多くコンサートを開催されています。くま音文の記事にもたくさん登場していますよね♪

梅ちゃん

今回は、その前編になります(^^♪

〇プログラム（前半）

ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63 (Robert Schumann)

Ⅰ: Mit Energie und Leidenschaft（精力と情熱をもって）
Ⅱ: Lebhaft, doch nicht zu rasch（生き生きと、しかし速すぎずに）
Ⅲ: Langsam, mit inniger Empfindung（ゆっくりと、心からの感情をもって）
Ⅳ: Mit Feuer （熱情を持って）

＜中川さんの解説＞
この曲は、シューマンが書いた3曲のピアノ三重奏曲のうち、もっともよく演奏されている一曲です。1847年、シューマンが37歳のときに作られました。シューマンの妻は当時の有名なピアニスト“クララ・シューマン”でした。自分よりも人気を博しているクララに対して、シューマンの心には多少の嫉妬心があったそうですが、それでも彼女のことを心から愛していました。そんな妻・クララの誕生日のために作ったのがこの曲。情熱や喜びにあふれた音楽になっています。しかし、作曲当時シューマンは心を病んでおり、どこか危うさをも感じられます。

梅ちゃん

チェロとヴァイオリンのユニゾン（同じ音程で演奏すること）や、弦楽器とピアノのかけあいが繊細で、緊張が伝わってくる演奏でした！

龍田川

なお、これまでのトリオOzの関連記事は、次のとおりです。是非、ご覧ください。
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