文化

【文化】 「辛子レンコン」は、お殿様の食べ物だった! ~新町の「村上カラシレンコン店」紹介・ゆりの辛子レンコン編① ~

ユリ<大学生>
ユリ<大学生>
こんにちは、大学生のユリです。熊本市中央区の新町にある「村上カラシレンコン店」に行ってきました!
江津山
江津山
辛子レンコンを買ってきたの?
ユリ
ユリ
買ってきたのではなく、作ってきました!村上カラシレンコン店では、辛子レンコン作りの体験ができるんです。

1 辛子レンコン作り体験」

まずはレンコンの穴に、カラシ味噌を詰めていきます。店主の方に教えてもらいながらやったのですが、意外と詰めるのが難しくてつい夢中になってしまいました(笑)。 詰め終わったら衣をつけて油で揚げて完成です!
出来立ての辛子レンコンをお店で食べることができ、自分で作ったものは持って帰れます。ツンと鼻にくる辛さとレンコンのシャキシャキ感がクセになり、美味しかったです♪

ユリ
ユリ
体験している間、店主の方から辛子レンコンの歴史を聞くこともできました。



2 「辛子レンコンの歴史

レンコンは体にいいのですが、泥の中から取れるものなので、不浄なものということで、お殿様に食べさせることが最初は難しい状況でした。
しかし、あるお坊さんが、レンコンはハスの花(仏教において極楽浄土で咲くとされている花)からできるので大変ありがたい食べ物だと言って、病気がちだった熊本藩主細川忠利のためにレンコンにカラシ味噌を詰めて衣をつけ揚げたものを滋養強壮食として完成させたのが辛子レンコンの始まりと言われています。そして、れんこんの穴が細川家の家紋に見えることなどから、辛子レンコンは門外不出の料理となったそうです。(いろいろと説はあるようです。)

江津山
江津山
辛子レンコンは病気がちだったお殿様のために考案された料理だったのね!
ユリ
ユリ
次回は、自分で作った辛子レンコンを使ってアレンジレシピを作ったので、その紹介です!

皆さんもぜひ、「村上カラシレンコン店」に行ってみてくださいね♪

村上カラシレンコン店のホームページへのリンクはこちら
熊本県熊本市中央区新町3-5-1