1 楽器歴
<辰野 陽子さんのお話>
3歳からヴァイオリンを習っていました。両親の所属していた熊本交響楽団に中学2年生から参加するようになり、そこでヴィオラの音を間近で聞きました。オーケストラの中声部を支える渋い音色に惹かれて、15歳からはヴィオラに転向しました。高校生の間は大分にいらっしゃるヴィオラの先生の元に毎週レッスンに通い、ヴィオラの魅力にどっぷりはまりました。
2 日頃されている音楽活動
<辰野 陽子さんのお話>
日頃は、自宅でヴァイオリンとヴィオラのレッスンをしています。私の教室は大人になって、やはりヴァイオリンを弾きたいと!一念発起して来られる方がとても多いです。ヴァイオリンを始めたいけど、無理かなと思っている方は楽器を用意するところからサポートするので、まずは気軽に体験レッスンに来られてみてください❤️
あとは、熊本交響楽団、ラスカーラオペラ管弦楽団をはじめ、さまざまなオーケストラで演奏したり、熊本高校や熊本大学での弦楽器トレーナーとしての指導もしています。平成音大でも20年ほどオーケストラ演奏員をしています。
3 今回、演奏をしてみて
<辰野 陽子さんのお話>
改めて、室内楽は楽しく、しかし難しいなと感じました。室内楽が大好きで頻繁にコンサートをしていましたが、コロナ禍で中止が続き、久しぶりの室内楽コンサートでした。4人で相談しながら音楽を作り上げていく過程は、4人のコックで1つの料理を仕上げるような感覚です。それぞれがバランスをとりながら、でも自分の音楽を主張していきます。今回のこの4人での室内楽は初めてだったので、練習開始時期はなかなか音や方向性が合いませんでした。しかし練習を重ねるにつれて一体化していくのを感じました。またこの4人で他の作曲家の曲にもチャレンジしてみたいです!
4 好きな食べ物
<辰野 陽子さんのお話>
辛い食べ物が大好きです。汗をかきながら辛いものを食べるとスッキリします。家族は辛いものが苦手なので、どうしても食べたくなると1人で食べに行っちゃいます。
5 ビィオラの魅力
<辰野 陽子さんのお話>
ビィオラという楽器はマイナーな楽器ですが、ソロでの名曲もたくさんありますし、今回の「アメリカ」のように室内楽でもいい味をだす楽器です。この楽器の渋い音色をたくさんの方に知って頂きたいです。コロナが終息した後はいろんなコンサートを開催したいです。
※ 撮影時は、マスクを外していただいて撮影しています。