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<プログラム>
三重奏曲第4番 変ロ長調Op.11「街の歌」(Ludwig van Beethoven)
荒城の月(瀧 廉太郎)
―休憩―
ピアノとチェロのためのソナタOp.36(Edvard Grieg)
悲愴三重奏 ニ短調(Michail Glinka)
○ ピアノとチェロのためのソナタOp.36(Edvard Grieg)
<中川さんによる曲の解説>
後半、まず最初に、グリーグ作曲の「チェロ・ソナタ イ短調」と言う曲なんですけど、グリーグはノルウェーの作曲家で、有名な曲で言えば「ペールギュント」というのが非常に有名です。グリーグの曲はヴァイオリンソナタをもし聴いたことがあるのであればそっくりなんですよ。あとグリーグで有名なのはピアノ協奏曲。実はこの曲もイ短調なんです。今日演奏する曲もイ短調です。グリーグはイ短調の曲が多いんですよ。
○ 悲愴三重奏 ニ短調(Michail Glinka)
<中川さんによる曲の解説>
次が最後の曲で、グリンカの悲愴三重奏曲です。グリンカという人は、ロシアの作曲家で、近代ロシア文学の父と呼ばれているくらい、のちのロシア5人組にも相当影響を与えた人だそうです。グリンカの曲の中で恐らく一番よく知られているのは「ルスランとリュドミラ」で、私もオーケストラで何十回弾いたか分かりません。作曲に関してはロシアの後々出てくる素晴らしい作曲家にかなりの影響を与えました。この曲は4楽章からなっていますけど、さっきの曲が3楽章で30分くらいだったのに対して、この曲は4楽章で15分くらいです。
<場所>
会場:レンタルスペース&サロン DOLCE
住所:熊本市中央区本荘6丁目12-31
※ こちらの写真は、中川様からいただきました。