2023年11月13日(月)に、嘉悦なつ美ファーストアルバム「キククスリ」のリリースライブが、music Barドミナントで開催されました。
バンド・ピアノ・ラップ・ヴァイオリン・コーラスと、アルバムの制作メンバーほぼ総出の豪華なライブとなりました
■坂田飛鳥ゲストライブ
19:30開演。
今回の嘉悦さんのファーストアルバム”キククスリ”の収録曲「rulebook」でピアノを担当された坂田飛鳥さんによるゲストライブでスタートした。
オープニングは、坂田さんのオリジナル曲「この手を」の弾き語り。続けて「君の全て」。
次に歌われた美空ひばりの「愛燦燦」は、今年の白川夜市で坂田さんが歌っており、その様子を嘉悦さんが覚えていたそう。バラードアレンジで感動的な雰囲気を創り出した。
ラストは、いつでも故郷が貴方を待っているという歌詞を歌った「あなたの家」。
心にまっすぐ響くハートフルな坂田さんの演奏に大きな拍手でゲストライブは終了した。
■嘉悦なつ美リリースライブ
休憩の後、いよいよ嘉悦なつ美リリースライブがスタート。オープニングはバンド演奏で「空」を披露。続けて「キミ・ススム・カゼ」。会場のボルテージも上がり手拍子が沸き起こる。
ここからはアルバム”キククスリ“の収録曲を演奏。まずはアルバムでも最初に収録されている「無駄な作業」。今回はアコースティックバーションで演奏された。
続いて坂田さんがピアノ演奏を担当された「rulebook」。この曲は、嘉悦さんが辛い状況の中で自分への向き合い方を勉強した時に作った曲だそう。嘉悦さんの勇気をくれる歌詞・歌声と、坂田さんの寄り添うような演奏が心に沁みる。
ラッパーMouthpeaceさんが登場し嘉悦さんと「ボーダー」を披露。語るようなラップとクセになる声が不思議と心地よい。
続いて、熊本出身で東京在住のヴァイオリニスト柴田恵奈さんが登場し「灰色」を。
間奏から重なる柴田さんのヴァイオリンの音色が演奏に深みをもたらした。
今度はドラム中原健一郎さんとベース小池正寿さんが登場し、ライブでも好評でファンも多い曲「ぱららら」を披露。嘉悦さんは、“熊本をこよなく愛するシンガー”として活動されていますが、この曲は熊本市長の大西一史さんにSNSで“今日の一曲”として紹介されたそう。
続けて「ただの妄想」。そしてラストはコーラスChisaさんも登場し、「でーじょぶ」でポップに締めくくった。
■アンコール
アンコールは、「猫になって愛されたい」を披露。
嘉悦さんは、「誰かの一日を少しでも彩れたら。辛い時に寄り添える曲を作れたら。」と、自身の歌う理由について語った。
そして最後、「みなさんのおかげで歌えてます。ありがとうございます!」と嘉悦さん。大喝采に包まれ幕を閉じた。
辛い時や疲れた時に力が湧いてくるような、まさに聴く薬になるような曲が詰まったアルバムだと思いました。
嘉悦さんの素晴らしい楽曲を豪華なメンバーで演奏され、感動のライブとなりました!
※ 写真の掲載は、承諾を得て行っています。