音楽

【音楽】 園田智子Jazz Live(2024.2.3)~musicBar BASEMENTにて~

なつ美
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2024年2月3日(土)に、BASEMENTでジャズピアニスト園田智子さん達によるJazz Liveが開催されました。アンコールを含め15曲が披露されました。

■ジャズ、ボサノバの名曲たち

ジャズピアニスト園田智子さんのソロピアノPolka Dots and Moonbeamsでライブがスタート。呼吸をするように自然に、そして自由自在にジャズを弾く姿に目を奪われました。

ヴォーカリストも加わり、Fly me to the moon、映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンが弾き語りしたシーンで知られるMoon riverを演奏。Moon riverの3拍子に合わせて、会場は心地よく揺れる。

お次はボサノバで、イパネマの娘。

続いては、服部良一作曲の蘇州夜曲。切なく美しいメロディーが空間と心に響きます。

アップテンポな楽曲、チャップリンのSmileでは、軽快な園田さんのピアノからハッピーオーラが溢れているようでした。

What A Little Moonlight Can Doで楽しそうに踊るピアノに、手や足でリズムをとるお客さまもちらほら。

一部の最後はA Nightingale Sang In Berkeley Squareを演奏し、心を撫でるような優しい響きに癒されました。

■ギターとのセッションも

Fotografiaで始まった第二部。

ここでゲスト、ヌアージュのギタリストさんが登場!旧知の仲という園田さんと、ソロをどちらが弾くかなどをステージ上で確認し合うライブ感がたまらない。

ギターから始まったChega de Saudade。ギターとピアノが絡み合う中、ヴォーカルが加わり最高のグルーブに。間奏のギターソロと伴奏のピアノが叙情的に響きました。

I Can’t Give You Anything But Love、Crazy He Calls Meとヴォルテージが上がっていく園田さんのピアノに、会場もさらに温まります。

5曲目はボサノバWaters of March。雨季が終わったブラジルの情景が浮かびました。

最後はOver The Rainbow。美しい調べに、心が晴れるような1曲でした。

鳴り止まない拍手にアンコールはTake The ’’A’’Trainを演奏。手拍子やフィンガースナップで盛り上がり、ライブは終演しました。

【感想】

踊るように軽やかに演奏される園田さんのピアノ。ピアノが体の一部のようで、ずっとピアノと共にあられたのだということを感じました。また、美しいヴォーカルも、良かったです。

雨が止んだ後に虹がかかるなど、ストーリーのあるセトリでとても楽しめました。

演奏を電話の保留音にしたら、ずっと待たされてもいいと思えるほどの心地よさでした。

※写真は確認を得て使用