1 活動について
<中尾慎太郎さんのお話>
コロナ渦で受けた打撃に対して、地元のお店を応援したいという思いがあって、微力ながら、カフェ巡りをしてカフェの紹介をしていくという形で、カフェの売り上げへの貢献もですが、地域の活性化につなげていけたらなというのが当初の目的でした。
今年5月3日に陽月堂がオープンして、コーヒーを提供させていただくことになってからは、自分が今度はカフェの店員としてコーヒーを淹れる立場になったので、カフェ巡りもするけど、珈琲のことをどんどん勉強して、練習して、完全にコーヒーを極めていくという方向になりました。
2 陽月堂
<中尾慎太郎さんのお話>
陽月堂は僕らのような学生や地域の人との交流ができる公民館のような場所というのがコンセプトになっていると聞いています。
それを受けて僕らもお手伝いさせていただく身としてホッとできるコーヒーを淹れられるように。といったところや、今の若い人たちはもちろん子供からお年寄りまでみんなに喜ばれるような食べ物のメニューの開発をお手伝いさせてもらっています。
毎週土日の12時〜18時に、珈琲研究会のトップレベルでコーヒーを淹れることができる人達だけで淹れさせて頂いています。
やっぱり誰1人として曖昧なコーヒーは出したくないというところがあって、コーヒーなら、その場で一杯一杯注文を受けてから挽くところから全部したいし、尚且つ、やるんだったらクオリティーももっとあげたい、大学生だからってことでナメられたくないというのが僕らの1番のこだわりです。
3 コーヒーを通じた交流
<中尾慎太郎さんのお話>
僕が入学した時はコロナウィルスが1番流行った年でした。やっぱり家にずっといることって、味がしない日常なんじゃないかと思うんですよ。自分たちがしたいのは大学生活であって、パソコンを見る生活ではないと僕は感じたわけです。
話の種がたくさんあるのがカフェという空間であって、それを1個1個拾い上げるというのが僕ら珈琲研究会のやっている活動であって、コロナ渦で冷え切ってしまった「人との交流」をもう一度再構築していくことが、僕らが一番地域に還元できることじゃないのかなと思います。
陽月堂のコンセプトを踏襲して、コーヒーを交流の種としてどんどん話も広げていって、コーヒーを通したコミュニケーションで地域を活性化させていくということがあります。
4 今後について
<中尾慎太郎さんのお話>
10月29、30日に新神戸で行われる学生の珈琲のコンペティションに参加させていただくことになっておりまして、それが今後の動きとしては一番大きいイベントです。全身全霊で、出るからには1位を狙おうと思っています。
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※ 記事は確認を得て、写真は許可を得て掲載しています。